BAD BAGS創設者、Malcom Vetterleinは当時W.L.Gore&Associates(Gore-Tex)で商品開発に携わっていました。
仕事、プライベートで毎日ダッフルバッグを使用していた彼は、 その酷使に耐えかねて壊れてしまうジッパー、 裂けてしまう縫製、破けてしまう生地などを何度も見ているうちに その品質に疑問を感じ、自ら納得のいく理想のダッフルバッグを求め、研究・開発を始めます。そんなマルコムに転機が訪れたのは、 1989年12月から1990年3月にかけて行われた 6ヶ国(アメリカ、旧ソ連、イギリス、フランス、日本、中国)から 六人の隊員と犬36頭による、世界初の南極大陸横断でした。 遠征隊リーダーでアメリカの著名な探検家ウィル・スティーガー氏に 完成したダッフルバッグを紹介したところ、公式サプライヤーとして採用されるのです。南極の最も過酷な条件下でその耐久性と機能性が実証され、 遠征隊メンバーから高い支持を得た彼は、2年後の1992年、 シアトルで「BAD BAGS」を創業します。
同年、アメリカのアウトドア専門誌「Outside」から “The best all-around duffel bag available”と評されたのを皮切りに 多くのメディアに取り上げられ、「BEST AMERICAN DUFFEL」の地位を確立します。
アメリカの多くのバッグメーカーがアジア生産へシフトしていく中、 BAD BAGSは小規模ながら地元の産業活性化をコンセプトに、 現在もシアトルを拠点に生産を続ける希少なMADE・IN・USAブランドです。
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TOPO DESIGNS MADE IN USA (トポデザイン)
彫刻家でもあるデザイナーJedd Rose を中心にMark Hansen、Erik Gore の3名により2007年にスタートしたデザインプロジェクト「TO PO DESIGNS/トポデザイン」。特徴的でありながらシンプル且つ機能的、デザインコンシャスでありながらアウトドアシーンでの使用にも耐えうるモノづくりを目指す。耐久性重視の観点から、素材は1000D コーデュラ、PVCトラック・タープ、コーテッド・パッククロスに加え、アメリカ軍が採用しているハードウェアやシートベルトウェビングなどを使用。全ての商品は彼らの地元コロラド周辺のフィールドでテストされ、修正を繰り返した後に完成したデザインである。また彼らのワークショップはLEED(米国グリーンビルディング協会(US Green Building Council)によって開発・運用されている建築物(敷地利用を含む)の環境配慮基準の認証制度で、エネルギー効率に優れ、サスティナブルな建築物を普及させる目的で作られた。)公認ビルディング内にあり、このことからアウトドアを愛する彼らのエコロジーや環境保全に対する意識の高さがうかがえます。
STUSSY、X-GIRLとのコラボバックブランドしても要注目のバックブランドです。