盛徳寺
- 住所
- 岐阜県岐阜市加納奥平町1-22
- アクセス
岐阜駅から徒歩13分(1000m)
口コミ
平成29年7月某日、岐阜市内に出張の折り、いつかは立ち寄りたいと思っていた加納城址(加納藩)所縁のお寺で、何年越しに訪れることが出来ました。
私は車で訪れましたが、同お寺は名鉄線加納駅から徒歩15〜20分程度、国史跡である加納城址から約4〜500mに所在する臨済宗妙心寺派、香林山盛徳寺です。
同お寺の開基は、加納城主の奥平信昌公で、徳川家康公が築城を命じた加納城の初代城主で、寺名称は信昌公の奥方である亀姫(後記述)の法名に因んで付けられた名称とのことです。
さて、同お寺の山門前の通りに面している道路側の門には奥平氏所縁のお寺である旨の看板と「拝観はご遠慮下さい。」という張り紙が張ってあったため、そこから入ることが出来ず、門前の写真(許可も頂く)だけを撮っていると、草取りをやってみえる職人さんらしき方から声を掛けられ、「失礼ですが、拝観はご遠慮下さい。という張り紙が張っているので・・・」と言葉を交わしたところ、その方が住職で、以前拝観者が多く、拝観する態度が余りにも悪いためそのような張り紙をしましたと率直に言って頂き、それからはお寺の歴史を立ち話で20分以上して頂き、出張先の約束時間が無かったため、出張先の用事が済みましたら再度伺いますと伝え、再度出向きましたが残念ながらお留守のようで直ぐに帰路につきました。
追伸、ご住職の話は面白く、90パーセント以上の会話についていけたため、ご住職も大変驚かれていたようでした。キチンと観光での拝観であることを告げれば歓迎されるご住職ですので、張り紙に関係なく一声掛ければ良い話が聞けると思いますよ。
お話好きなご住職ですので失礼の無いことを前提に是非、立ち寄って頂きたいですね。
また、同お寺が奥平家の菩提寺であり、最も同お寺に所縁があり、開基である奥平家は見逃せませんので、奥平氏が城主であった加納城址の写真も複数枚アップしましたので、是非ご覧下さい。
加納城址を訪れる際は、開門時間(通常、午前9時から午後5時)もありますから時間だけはお忘れなく。
歴史ポイント
奥平氏は、三河国作手の国人(豪族)亀山城主で、加納初代城主の奥平信昌公の父、定能公の時代は今川家に属しており、桶狭間の戦い後の4年後、定能公の隠居を切っ掛けに信昌公は徳川家(家康公)に帰属し、関ケ原の戦いの功名により、徳川家譜代大名として加納城10万石を与えられ、家康公の長女である亀姫を奥方(嫁)として迎えましたが、
石高とは別に、亀姫も化粧代(身支度代)として2千石を給していたようです。
また、同城主は、江戸幕府開府から幕末まで、奥平氏、大久保氏、戸田氏、安藤氏、永井氏と移り変わっております。
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