今年を振り返ると「外壁のここが気になる!」お悩みの多くが【苔汚れ】です。
苔汚れの一因となる家の立地は変えられませんが、外壁を塗り替える時には防汚塗料を、外壁の拭き取りや外壁周辺の整理で苔汚れの軽減が期待できます。https://fst-r.jp/2024/12/06/moss-dirt-wall-sakuracity/
【苔が生えやすい様々な要因】
・周辺環境
例えば山林、田んぼ、川が近くにある場所では湿度が高くなりやすく空気中に漂うコケや藻の胞子が外壁に付着しやすい環境になります。
・立地
日当たり(特に北側)、風通しが悪い場所。例えば高い塀に囲まれて日当たりの悪い場所や、隣家と密接している住宅街は、日光があまり当たらず風通しが悪く、苔が発生しやすい条件です。
・ザラザラした外壁
一般的にザラザラした質感の外壁に苔が生えやすい印象があります。
凹凸のある外壁材は表面に苔の胞子が付着しやすいためです。
【苔があっても別に困らないんだけど】
外壁に苔があり美観は損なわれるものの、日常生活に困らないと感じるかもしれません。
しかし一旦苔が発生してしまうと広がります。苔自体が水分を保持していますので、外壁に水分が常に付着している状態になっていきます。
【苔の水分が付着し続けると】
金属系サイディングでは錆につながり、窯業系サイディングの場合もコーキング材の劣化へと繋がってしまいます。
劣化は徐々に進行します。外壁材やコーキングの劣化が進むと、外壁内の内側に湿気が入り込み傷み、腐食が起こり住まいにダメージを与えてしまう原因となります。
【対策】
・外壁周辺の物や植物などを確認してみましょう。風通しを良くすることが大切です。
・苔が生えていたら拭き取って掃除しましょう。
軽く濡らした布でふき取ることで落とせます。
ブラシやスポンジでも落とせますが、注意点として外壁を傷つけないような柔らかい物を使いましょう。強い力で何度もこすると外壁に傷がつき、そこに汚れやコケがたまる恐れもあります。ホームセンターなどで苔専用の薬剤を使ってみるのも効果的だと思います。
_________________
2024年、残すところ26日!
住まいの困りごと
お気軽に「ファースト・リフォーム」へご相談ください。代表、わたくし志田がお伺いします。

