皆様 おはようございます。
日野市の多摩平バランス整骨院の野原です。
今回は、胸郭出口症候群と姿勢の関係について考えましょう!
なで肩の女性は、頚部や鎖骨周囲の筋はあまり発達しておらず、
非常に柔らかい印象で、一見腕神経障害は起こらないような印象に見えます。
しかし鎖骨の下制は鎖骨間隙を狭くするのはもちろん、
背中(脊柱)の丸みは肋骨を下制させ、それに伴い第一肋骨も下制することで、
そこに付着する前斜角筋と中斜角筋を伸長させるため、
斜角筋隙も狭くなります。
また肩甲骨は外転、下方回旋、前傾することで
小胸筋下間隙が狭くなります。
この状態に加え肩甲骨に付着する僧帽筋や菱形筋の
筋力低下が加わると、
更に重力に対抗することが難しくなり
上肢を下制させることになります。
一方、男性に多いとされるいかり肩の場合、
鎖骨は挙上し肩甲骨は上方回旋、内転、後傾位となり
胸椎は伸展し肋骨全体は挙上します。
この姿勢は、なで肩の時とちょうど反対方向の状態になっていて
重力による上肢の下方へのけん引力に抵抗した状態であります。
結果として、胸郭を上に持ち上げる斜角筋群が過緊張の状態になり、
斜角筋隙が狭くなり腕神経叢の障害の原因となります。
このことから胸郭出口症候群は、姿勢と密接な関係があり
鎖骨と肩甲骨の位置関係、周りの筋の調整が重要なポイントになります。
当院では手技による筋肉の調整、
トムソンベッドによる骨格調整
を行い患者様の笑顔を取り戻せるような施術を行っております。
ちょっとでも気になる方、どうしようもなく困っている方
是非ご連絡ください。
きっとおチカラになれると思います。
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