皆様こんにちは。
多摩平バランス整骨院の野原です。
今回は二つ目のトンネル
「肋鎖間隙」についてです。
肋鎖間隙とは、文字通り
上面が鎖骨や鎖骨下筋
下面が第一肋骨で構成されたトンネル(間隙)です。
前回の斜角筋三角との違いは、
鎖骨下動脈・静脈と神経線維が肋鎖間隙を通ります。
そのため、肋鎖間隙部分での圧迫が生じると
上肢の神経障害に加え、循環障害も合わせて起こることが考えられます。
この肋鎖間隙部分での圧迫は、鎖骨が上から下に下がることで起こるので
なで肩の方に起こりやすいのと野球やバレーボールのどのスポーツによっても
症状が発現することがあります。
上肢を挙上する場合、
鎖骨の近位部の挙上と後退、後方回旋が合わせて起こり、
肋鎖靭帯と呼ばれる第一肋骨と鎖骨間に存在する靭帯や
鎖骨下筋が緊張します。
さらに、繰り返し行われる挙上動作は
斜角筋群を過緊張状態とするため、
オーバーヘッドスポーツを行う方の肋鎖間隙部分での腕神経叢の圧迫がおこります。
少年野球では、筋骨格系が未発達な状態で繰り返し投球動作を行うと、
投球側の肩甲骨周囲筋に疲労が起こり、
肩甲骨は下方変位や下方回旋をする傾向があるので注意が必要です。
肩甲骨周囲や鎖骨周囲の筋のストレッチなどが有効になります。
しかし、いくらストレッチをしても変わらない
手指のシビレで困ってしまう!
という方、是非一度お話を聞かせてください。
きっとあなたのおチカラになれると思います。
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