岡田記念館

岡田記念館は、栃木市嘉右衛門町伝統的建造物群保存地区にあります。
以前も何度か行ったことはあったが、指定後初めって行ってきました。
ひと通り見学が終わり帰ろうとしたら、管理人のおばさんが、翁島別邸は中に上がってじっくり見なければ駄目だといって、解説までしてくれました。
たしかにここに使われている木材は超一級品です。
解説をして頂いて本当に良かったです。

こちらの『岡田記念館』さんは

万町交番の近くから
嘉衛門町通りに入り
少し行った右側にある
記念館です。

栃木の歴史など
栃木市育ちの人なら
一度は行ったことのあるところです。

最近では、テレビドラマや映画の
撮影などにも度々使われている
隠れた名所です。

見たことある風景が
見られると思います。

おすすめです！

ここは栃木市の散策の際、４館入館チケットで見学した場所のひとつです。

岡田記念館はびっくりするくらい大きな敷地と建物と所蔵物と、驚きの連続の所でした。
敷地の中が町内ぐらいの感じです。付近は嘉右衛門町と名がついているくらいです。

１号２号３号館には甲冑などのお宝が沢山、昭和初期の床屋もあって驚きです
いったん通りに出て橋をわたった翁島という大正時代の別邸も、派手さはありませんが品がよくいい木を使っているのがわかりました。ここはロケで使われていたりもしたそうです。ここのお庭も凝っていました。一度は見てみることをお勧めします。
ここだけ見ると８００円だそうですが、４館見学チケットなら１５００円でお得なのでお勧めです。

５５０年以上の歴史をもつ岡田家は
初代当主岡田嘉右衛門が
未開地を開墾し、村民の暮らしの基盤をつくり
生活の安定を定着させた功績を持つと言います。

畠山家の陣屋でもあったといい
１２０００㎡もの広大な敷地内には
数多くの建物があり
なかでも翁島は当主の別荘で
船大工によって建てられた贅を尽くした二階建て

別荘と言えば
大抵のひとは自宅とは遠く離れた地にあると思うのが普通
それが敷地内というだけで
栃木市内屈指の旧家である証でしょう。

その翁島は杉の一枚板、それも１０ｍの長い廊下とか
釘を一本も使っていない建築方法
匠の技を随所に見ることが出来ます。

展示館も二つあり
代々蒐集された家宝には陣羽織やら、鎧甲から
螺鈿の食卓机などなど、いくら見ていても飽きがきません。

個人的な好みで言えば
やはり周囲を日本庭園で囲まれた翁島が一番ですが
お出かけになられたらどこを選ぶでしょうか？＾＾