1つ前に記事で、大切な3つの原理を紹介しましたが、
3つの原理が土台となって、効果的なトレーニング方法の選択やメニュー作成におけるルールになるものが、この6つのトレーニングの原則になります。
・漸進性(ぜんしんせい)の原則
トレーニング効果を継続的に出し続けるためには、徐々に負荷や難易度を上げていきましょうという原理です。同じ負荷でトレーニングを続けても効果は頭打ちになります。
・意識性の原則
トレーニングをしているときは、今どこの筋肉を鍛えているのかを意識して鍛えましょうという原則です。意識するのとしないとでは、トレーニング効果は雲泥の差
しかしそうはいっても、トレーニング初心者や低体力者は、使ったことのない筋肉を意識するのはなかなか難しいものです。
解決策として、意識しやすくなるように、パーソナルトレーナーにトレーニング動作中に対象となる筋肉を触れてもらったりするのも有効です。
※しかし、スポーツの動作(野球のスイング等)や階段を降りるなど、「動作」自体を鍛える際は筋肉を意識することはしない場合があります。
・個別性の原則
人間の身体機能には共通法則があるので、ベースとなる部分は同じなんですが、異なる要素もたくさんあります。
年齢/性別/体力/既往歴/現病歴など
こういった個別の要素を加味して、メニューを作成しトレーニングをしましょうという原則です。
・全身性(全面性)の原則
ずばり……
身体はバランスよく鍛えましょう!!という原則です。
・継続性の原則
可逆性の原理と似ていますが、トレーニングは続けることで効果が発揮されるという原則です。
・バリエーションの原則
バリエーションとは……
量、強度、エクササイズ種目、トレーニング頻度、休息時間、動作速度など、特定のトレーニング変数を変化させること
わかりやすく食事に置き換えて要約すると……
「好き嫌いなく何でも食べましょう!!」的な意味合い。
私たちは、これらの原理・原則を順守したトレーニング指導をしています。
ひとりではどうしてもできない、続かないという方は是非ご相談ください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
