減量のために食事量を減らしたのに痩せない?
その原因は ”腸内環境” かもしれません。
痩せたいと思って食事量を制限したのに、一向に体重が変わらない…
こんな体験をされた方もいらっしゃるのではないでしょうか?
◇腸内環境について
腸内環境とは、腸内環境とは、腸内に生息する細菌によって左右される腸の内部環境のことです。
ヒトの腸内細菌は、善玉の菌と悪玉の菌、そのどちらでもない中間の菌と、大きく分けて3グループで構成されています。
これらの菌は互いに密接な関係を持ち、複雑にバランスをとっています。
腸内細菌の中で一番数が多い菌は中間の菌で、次に善玉菌が多く、悪玉菌は少数です。
腸内環境が悪化する要因は、3つの菌のバランスの乱れです。
特に、悪玉菌が優勢に傾いた時に腸内環境が乱れます。
悪玉菌は、腸内で劣勢なうちは特に問題を起こしませんが、偏った食生活や不規則な生活を送っていると、だんだん増殖してきます。
また、善玉菌と悪玉菌のどちらにも属さない中間の菌は、腸内で優勢になっている方に味方するという性質を持っているため、悪玉菌優位の腸内環境では、中間の菌も悪玉菌側についてしまいます。
悪玉菌優位の腸内環境では、善玉菌はほとんど増えず、腸内フローラが乱れたままになってしまいますので、意識的に善玉菌を増やす行動を取る必要があります。
