肩こりが治らない理由、それは
ズバリ、肩を揉んでいるから
.
「え？肩こりを治したいなら、肩を揉めば治るんじゃないの？」
そんな声が聞こえてきそうなので
早速解説に入りましょう
.
なぜ肩こりを治す為に肩を揉んではいけないのか
肩を揉むとなぜ肩がこるのか
綱引きをイメージして見てください
.
体の前側と後側の組が、綱引きをしている状態
肩こりが酷い人の肩は、
体の前側の組が綱引き優勢の状態です
この時後側にある、いわゆる肩こり筋は
伸ばされっ放しで、緊張し続けている状態
.
肩を揉むと余計に巻き肩になる
「これ以上前に行ってはいけない！前に行かないよう耐えなければ！」と
引っ張られる力に対抗して緊張している状態
では、そこを揉みほぐしてゆるめてしまうとどうなるでしょうか
そう、
もっと巻き肩が酷くなります
もちろん、揉んだ直後は緊張がゆるんだ気がして楽になったように感じると思います
しかし、一時的な緊張がゆるんだ代償として
余計に姿勢は前重心姿勢になり、
.
施術をしていない残り23時間の間、
また背中が巻き肩にならないよう耐え続けるので
また緊張が始まる
.
.
揉んでも揉んでも肩こりが治らない、のではなく
揉んでいるから治らなかった
訳ですね
