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金毘羅山

3.00
投稿日

 国分寺駐車場前の県道156号を左(東)に進み、県道162号との分岐を右折し山を越えます。旧朝倉村に入り、ボートピア朝倉という場外外車券売り場が見えたらその先の交差点を右折し、川の左側に沿って進んでいくと橋があり、それを越えると別格21番の満願寺があります。
 愛南町の近所、津島町にも二重柿という変わった柿のなる同じ名前のお寺があるので、ちょっと親近感が湧いていたお寺です。
 山号が金毘羅山というだけあって、全体的に寺と言うより神社に近く、神仏習合が色濃く残っているようで、箸蔵寺と同じような雰囲気が漂っていました。
 駐車場から石段を登り山門をくぐり、さらに石段を登ると左右に薬師堂(本堂という表現も)と不動堂が建っています。三十六不動の事務所は持ち回りらしいのですが、今年度は満願寺が事務所であると言ったことが書かれていました。
 さらに石段を登っていくと鐘楼があり、その先にお寺の本堂か神社の本殿にあたるものかの建物がありました。
 それよりも上に大師堂があります。境内は広い方で、移動はほぼ石段で高低差があります。
 納経所は駐車場から山門をくぐらずに右の道を進むか、山門をくぐってすぐの場所を曲がると行くことができます。南予では津島町の満願寺は知名度が高い方のお寺なので、こちらとつながりがあるのか聞いてみましたが、「特にない、他にも四国内に満願寺という名前の寺はいくつかあり、似たような質問をされる人が多い」と住職らしき方が答えてくれました。
 納経終了の時刻が迫っていたため、本日はこれにて終了となります。納経所には先客がおり、えらいもたついているなと思ったのですが、住職?とのやりとりを聞いてみると、どうやら結願した方のようで、結願記念の登録や記念品?の発送の手続きをされていたようです。駐車場でまた会った時に、「結願なされたそうで」と話しかけてみると、岡山県の方でご夫婦で回っており、今日無事に結願できたとのことでした。36周した方に出会えたのは非常に珍しい経験だなと思いました。どれくらいのペースで回ったのか、何年かかったのか等、聞いてみたかったのですが、相手の電話の着信が鳴っていたので、手短に挨拶を済ませ分かれました。
 今の私のペースでは年に2周は無理そうなので、単純計算あと35年はかかるかな…。遠い目標では心が折れそうなので、まずは地道に1周目を回りきろうと思い、本日の遍路を終えました。

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写真

概要

店舗名

満願寺

ジャンル

電話番号

住所

アクセス

最寄駅
バス停
  • 金毘羅口から530m (徒歩7分)
公開日
最終更新日

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