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五寶山法律寺

3.00

投稿日: 2013/10/04

　新居浜から土居までは西条新居浜間と同じくらいの距離があります。四国中央市土居町には別格二十霊場の十二番札所と三十六不動二十五番札所があるので、納経が終了する５時までに両方回るのは難しいと考え、新居浜インターから１区間先の土居インターまで高速道路で移動しました。土居インターを降りて左折し、国道１１号を西へと引き返します。しばらく進むと、右手前にローソン、左前方にパチンコ店のある交差点があるので、右折して県道１２８号に入ります。ＪＲの踏切を越えてさらに進むと、右手に土居高校があり、その奥の角に三十六不動二十五番札所けん寿院があります。けんは文字化けしますが、めへんに見る「目見」と書きます。
　行基菩薩が四国を廻った際、この地に庵を建て、地元の民へ焼き物（陶器）の製法を伝えたのが起源とされている由緒あるお寺です。
　白塗りの山門をくぐると、右手に鐘楼堂、正面に本堂があります。他に子育て地蔵尊の石像や小さなお堂がいくつかありました。納経所は右奥にあります。境内はフラットで、隅々まで手入れが行き届いていました。
　院号の一文字が「目が見える」と書くので、眼病に御利益があるのかと思ったのですが、特にそれといった看板もなく、納経所のお札やお守りの販売スペースにも眼病利益の特化したようなものは置いてなかったように見えました。
　高速道路を利用した為、５時の納経終了までには町内にある別格二十霊場十二番札所にも向かえそうです。