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三角寺前の駐車場まで戻ると、看板があることに気づき、来た道をさらに奥へと進んでいくと8kmくらいで別格二十霊場十三番札所兼別格三十六不動二十六番札所の仙龍寺があります。事前調査していた道に比べて随分と近道だったのでありがたいと思いながら、看板の指示に従って進んでいきました。一部焼山寺の山道を彷彿とさせるような幅のところもありましたが、バイクなので問題なく進めました。もちろん車でもゆっくり進めば大丈夫です。
上手の山肌からは湧水のような水が流れていました。石堀峠という峠を越えた先の、旧新宮村にあるこちらのお寺は、三角寺の奥の院という位置づけもされており、新宮ダムのほとりにあります。
駐車場へ着くとダムへと続く川の音が聞こえ、川に沿って石段を上がっていくと境内があります。山門はありません。
石段を登っていくと右手に本堂等の建物が見えますが、岩屋寺・横峰寺同様に絶壁にあり、少ない土地に何とか建立したという感じが伝わってきます。また、本堂への入口の下には滝が流れているのが見えます。
本堂の中に納経所もあるので、先に周辺を回ることにしました。本堂左手には手水場と鐘楼があります。本堂の向かいの山手には仙人堂や弥勒堂があります。弥勒堂の先にも石段があったので進んでみると、ミニ四国八十八ヶ所となっていました。あらぬ方向へ進んでいるようで、きちんと境内に戻ってこれるのか心配でしたが、そのまま進んでいくと、渓流があり、落差10mはあると思われる滝がありました。ここから本堂下をくぐってダムへと流れ込んでいるようです。特に説明書きはありませんでしたが、滝壺もふかくなさそうで、滝業をするにはよさそうな場所でした。
道に戻り、さらに進むと、境内の一つ隣の尾根と思われる場所に出ました。分岐点がありますが、ミニ八十八ヶ所の石を頼りに右(寺に近い側)に進んでいくと、一部険しい道を通過し、無事大窪寺と書かれた石像までたどり着きました。分岐の左は三角寺からの遍路道かもしれません。鐘楼横に出てきました。所要時間は30分くらいだったと思います。
靴を脱いで本堂に上がり、突き当りの階段から2階へ進み奥へ入っていくと、納経所があります。住職からお参りの間に納経帳を書くので出していきなさいと言われたため、そのようにしました。
納経所からふすま一枚先にお大師さんとお不動さんが祀られた仏間があります。不動明王が祀られているところの床には岩がみえました。現在の本堂を建てる際に、もとから不動明王が祀られていた場所を取り込むような形で設計されたのかもしれません。
お参りを済ませ、住職から納経帳を受け取り、少し世間話をし、別格を含め愛媛県最後となる椿堂常福寺のルートを聞き、仙龍寺を後にしました。
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