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厄除大師(遍照院)から山手に入って、県道197号を進むか、海周りで国道196号北条バイパスから北中学校交差点を左折して県道7号を山に向かって進むかすると、立岩小学校があります。小学校の前から看板に従って細い路地に入り、突き当りまで進むとこちらのお寺があります。
山里にあるちょっとしたお堂のようなお寺で、ひっそりと年月を重ねてきたという印象を持ちました。しかし小さいとあなどるなかれ、歴史は非常に長く、開山したのは真如法親王という方とのこと。この方は弘法大師のお弟子さんで、弘法大師の肖像画としてよく使われている靴を脱いで広めの椅子のようなところに座っている構図の絵を描いた人とされています。
境内は山門を入った正面に本堂があり、御本尊として十一面観世音菩薩が祀られています。また、この地区は木食仏海上人という方が生まれた地でもあり、その方が彫った地蔵菩薩像も安置されているそうです。他にも600巻近い大般若経の写本も保存されており、貴重な文化財を守っています。
実は小学校の時に、すぐ下の立岩小学校と交流会をしたことがあり、このあたりには一度来たことがありました。懐かしいと思って納経をしてもらう際にこちらのお母様に話をしたころ、お母様のお子さんもその交流会に参加したことがあるということで、参加した年も近かったので思い出話に花が咲きました。交流会から約20年、寺巡りをしてこういう出来事があると何かの縁というものを感じずにはいられません。交流会当時のメンバーとは全く連絡を取り合っていませんが、一緒に参加した同じ小学校の同級生にも声をかけて同窓会的な何かを開けれたら面白いなと感じました。
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