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四国八十八ヶ所巡礼の旅で参拝しました。 四国八十八ヶ所霊場の第四十八番札所です。西林寺は、お寺の前を流れる川より低く、橋を渡って石段を数段下がったところに仁王門があり、その先、ゆったりした境内に本堂や大師堂、鐘楼、弁天堂などの堂宇が並んでいます。境内にはお参りすると一つだけ願いをかなえてくれる福授地蔵さまが祀られていて、四国八十八ヶ所巡礼の旅の安全・完遂を願い手を合わせさせていただきました。
四国八十八ヶ所霊場の第四十八番札所です。お寺の前を綺麗な小川が流れていて、太鼓橋の先にある立派な仁王門を潜ると、境内はそれほど広くはありませんが本堂や鐘楼、大師堂、弁天堂が並んでいます。納経所前の庭園には、お詣りすると1つだけ願いを叶えてくれるという福授地蔵が祀られていて、巡礼の旅の安全を祈願してお参りさせて頂きました。

第四十八番札所
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四国八十八ヶ所巡礼の旅で参拝しました。松山自動車道“松山IC”から車で10分足らずのところにあります。第四十七番札所の八坂寺からだと車で10分足らずです。
田園地帯に建つ西林寺はお寺の前を流れる川より低いところにあるため、橋を渡って石段を5〜6段下ったところに仁王門があります。納経所前の庭園には、お参りすると一つだけ願いをかなえてくれると言う“福授地蔵”さまがおられます。また、閻魔堂の前には家庭円満の象徴として信仰されている“孝行竹”がありますので是非、見逃さないようにしてお参りください。
無料の駐車場があります。
瓢月さんでの昼食を終え、バイクを走らせること数分、四十八番札所西林寺へ到着です。「せいりんじ」ではなく「さいりんじ」と読みます。
駐車場は仁王門の横にありますが、そのまま境内に入らず、手前の太鼓橋から仁王門を眺めてみるのもまた一興です。さらに、仁王門から離れていくと、交差点の向こうに「番外札所大師堂」というお堂があります。西林寺の大師堂は境内から離れているのか、と思いましたが、境内に大師堂はありました。どのような由来があるのか等の看板がなく、謎のままです。
ガイドブックにも西林寺のスペースは少なく、ざっとしたことしか書かれていませんでしたが、確かに弘法大師のエピソードとしては、奥の院となっている状の淵公園の方が印象に残っています。他のお寺同様に、干ばつに苦しむ農民のために弘法大師が杖を突くと水が湧き出たという伝説があり、名水百選にも選ばれたことがあり、今でも毎日水を汲みに来る方が絶えないそうです。この話を小学校の時に地元の旅番組で見てから今でも覚えています。
この名水のお陰か、西林寺周辺の川にはテイレギという植物が自生しており、市の天然記念物に指定されています。地元では刺身のつまとして食用されるそうです(天然記念物に指定された今もかどうかは分かりませんが)。
見所としては、太鼓橋横のユニークな姿の白玉地蔵(デジカメでしか撮影していない)、納経所前の願いを一つ叶えてくれるという福寿地蔵、親竹と子竹が寄り添うように生えている孝行竹(後で知ったため、意識して見ておらずどれだったかも不明)などがあります。どうしても市の中心部に入ってくると敷地の都合でこぢんまりとした境内になってしまうようです。
それでも昔は栄え、由緒ある霊場には変わりありません。次の札所が近く、ついつい駆け足で回ってしまいたくなりますが、他の札所同様、本堂と大師堂にお参りをし、次へと進みました。