墓標としてさした枝から成長したと言われる不思議な藤の古木です
口コミ
栃木市文化財の大中寺山門は参道の先の石段の上にドーンと構えております。皆川城の搦手門を移築したものですが彩色が無いので自然の中に溶け込んだ佇まいに見えました。山門を潜ると地蔵堂があり中には栃木市文化財の木像地蔵菩薩半跏像が安置されております。覗いてみると全身金色の神々しいお姿をしていらっしゃいました。スギの大木の多い大中寺ですが七不思議のひとつ馬首の井戸にあるスギが最大の巨木で天に向かって一心不乱に伸びております。また巨木の栃木市天然記念物のモミジは二本の木がツイスト運動のし過ぎで絡まったような幹が面白く味わい深い木です。また七不思議のひとつである根なしの藤は墓地の後方に広がっていて花房がアチコチで垂れ下がっており綺麗でした。伝説では快庵禅師の藤の木の杖を地面に刺したところ根が生えて大木となったとされる藤です。七不思議の伝説は何度見ても楽しいと思いました。
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