エミューはオーストラリアに生息する飛べない大型の鳥で、ダチョウに次いで世界で2番目の大きさを誇ります。体高は約1.6メートルから2メートル、体重は40キロから60キロ程度で、羽毛は褐色が基調であり、見た目はややがっしりとした体型をしています。エミューの最大の特徴は、非常に強靭な脚力です。時速50キロ以上で走る能力を持ち、非常に適応力の高い生態を示しています。主にオーストラリアの草原や疎林、さらには半砂漠といった多様な環境で生息していますが、大きな集団を形成することは少なく、通常は単独またはつがいで行動します。エミューは雑食性で、昆虫や植物の葉、果実などを食べることが多いです。繁殖期は11月から4月の間で、この時期にメスが1回に10個前後の卵を産み、オスが抱卵するのが特徴です。抱卵期間は約56日であり、孵化後もオスがヒナを守りつつ育てる役割を担います。エミューは飛ぶことができないため、泳ぐことでも知られています。また、オーストラリアの非公式な国鳥として、文化的にも重要な役割を果たしています。近年ではその肉がヘルシーとして注目を集め、様々な製品に利用されています。