多磨霊園

都内に三箇所ある都立霊園のひとつ。

戦争で亡くなった方や文豪など、有名人のお墓がある事も知られています。

敷地内は桜も有名で、季節にはお花見をする方も見られます。

近くに住む人にとっては、散策して四季を感じる場所にもなっています。

JR武蔵境駅から西武多摩川線で多摩駅で降り歩いていくか
JR武蔵小金井駅からバスで向かいます。
京王線に多磨霊園駅がありますが、ここからは歩くには
遠いので、バスを利用します。

管理事務所は、霊園の正門近くにあり、
西武線の場合は、ここの入り口から入るようになります。
車の場合は、東八通りから入ると良いかも知れません。

この霊園には、沢山の有名人著名人が眠っています。
広い敷地内なので、探すのは大変ですが、
昼間は散歩がてら歩かれるのが良いでしょう。

桜の時期は、中央を走る自動車道の桜並木が最高で
特に散る頃の桜吹雪はとても美しいです。

身内のお墓は正門近くにあるため、間違える事は有りませんが
もし奥のお墓に行かれる時は、管理事務所で
確認していかれると良いでしょう。

管理事務所近くには、大きな納骨堂があります。
直接遺骨の前には行かれませんが、大きなドームの中で
お祈りする事が出来ます。

お正月、お彼岸、お盆には沢山のお墓詣りの方が来られ
駐車スペースを探されていますが、お墓近くに
止めても問題ないはずです。

絶対に迷子になること間違いなしの
とんでもなく広大な敷地を有する墓地です

お彼岸の頃などほとんどの人が
「この辺りに赤松があったはずなのに…」
などと言い交わしながら供花やほうきを手に
うろうろする姿をよく見かけるのですが
ここには、赤松が沢山植栽されていて
どこにでも似たような景色を展開しているのです

我が家のお墓もこちらにあり
春秋の彼岸会や先祖の命日などにお詣りをします

墓所にたどり着くまでの長く広々とした路を
季節によっては桜並木を進み
紅葉に目を細め
小鳥の声に耳を傾けるなどしていると
お墓参りと言うよりも
ちょっとした散策かピクニック気分に浸れる場所とも言い換えることが出来ます

ふらふらと小道に入り込んでみれば
それぞれの家の、それぞれの思いがこめられた様々な形の
墓所墓石を眺め歩くのも味があると思えるのは
わたしがお寺とかお墓が好きだからかも知れませんが
多くの人が眠る墓域というよりも
生きていま在る自身を見つめる場所と言えそうです

万が一、お墓の場所が分からなかった場合は
入り口にある（利用する交通機関によりいくつかあります）
管理事務所に訊ねれば
墓所のある区画と行き方を教えてもらえます