もっちりモチモチの手打ちうどんが素晴らしい。うどん一筋の店。うどん玉の数で盛りを細かく選べるのが面白いです。かき揚げや天麩羅のクオリティも評判。
「武蔵野手打ちうどん 小町」という名前の店なんですが、「武蔵野手打ちうどん」をサイト運営会社に取られてしまいました。
口コミ
ある日の昼食に偶々通りかかった手打ちうどんのこの店<小町>をチョイス。前から気になっていた店で、いつか行こうと思っていたのです。いつ頃からある店なのかは知りませんけど、そんなに古くはないはず。でもその割には渋めの店構えで、ちょと期待させられる風格があります。
ランチタイム終わり頃だったので、店内は空いていました。奥の小上がりに男性グループ客が一組ほど。ま、それでも後からお客さんが来たら悪いのでカウンターに着席。
メニュー見てみると、かき揚げや天麩羅などとつけうどんの組み合わせが主力のようです。面白いのは“並”とか“大盛り”とかでなく、3玉〜7玉とうどんの玉数で盛りの大小をチョイスできること。3玉でお子様サイズ、大人の男性なら4玉以上ということでした。
でも、その日は寒風で肌寒く、つけうどんより暖ったかそうなアイテムに目が釘付けに...。
この日オーダーしたのは
カレーうどん 特製ルー(850円)
“欧風”を含め日本式のカレーは、インド料理とは全く別系統の文化に属していて、調理法も全然違う別料理なわけですが、やれ“英国由来(事実は英国からカレー粉を輸入しましたよ、というだけの話)”だの“インド由来”だのと、食品メーカー等からエエ加減な話が垂れ流されてきたせいで、すっかり外国料理扱いになっています。現実には、カレー粉で味付けた肉や野菜のごった煮を、炒めた小麦粉や水溶き片栗などでトロミを付け、それを米飯にぶっかけ食べるという極めて東アジア的な食べ物なわけです。なので、江戸時代に人気があったという具入り餡かけの丼飯の延長線上で捉えた方が良いのでは...などと考えています。
そんな日本式カレーで私が最も好む食べ方が、実はカレーうどんなのです。以前にマレーシアやタイのスパイシーな麺をクチコミしましたけど、何となくそんな東南アジアな麺達に連なる文化があるように思え、どうにも東アジア的なカレーライスよりは愛おしい気がするんですよね。
...で、カレー談義はおいといて(汗)、ここのカレーうどんです。縁が波打った不思議な形の鉢に盛られて登場しました。“カレールー”は濃い色で、粘りもありそう。
うどんを差し置いて早速“ルー”を味見してみますと...。う〜む、予想以上に“欧風”寄りの濃いお味。出汁の味が感じられない程。これ、うどんの味も分からないんじゃ...?とちょと不安に。
しかし、流石手打ちうどん屋さんです。もっちりモチモチのうどんで、濃〜い“ルー”に負けない味わいがありました。ホントにモチモチでお餅食べてるようなド〜ンとした食べ応えも。
どうしてもカレーに興味が行っちゃいましたけど、ここの力強いうどんに負けない“ルー”を作ったらこうなってしまったんでしょうね(きっと)。
並盛りでお腹一杯になりましたし、CPもナイス。軽い昼食なら丁度良い感じです。たっぷり“カレールー”が身体を温めてくれ、店を出た後も暫くポカポカしてました。
私好みのカレーうどんは、豆乳とか使ってもっとクリーミー&マイルドで、出汁も効いたヤツなんで、これはちょとストロング過ぎなカレーうどんに感じられてしまいました。でも、うどん自体は凄い。このモチモチ感と食べ応えは中々無いと思います。
たぶん主力商品のつけうどんでこそ、本来の良さが分かるのでしょう。次回はカレーに惑わされる(汗)ことなく、ストレートにうどんを味わってみたいですね〜♪
写真
概要
店舗名
こまち
武蔵野手打ちうどん 小町ジャンル
電話番号
住所
アクセス
- 最寄駅
- 三鷹駅 から350m (徒歩5分)
- バス停
- 法専寺から110m (徒歩2分)
営業時間
- 営業時間/定休日
- 営業時間補足
- 11:30〜14:30/17:00〜22:00
- 定休日補足
- 水曜日・第3木曜日
- 公開日
- 最終更新日