コンドルは南米アンデス山脈を中心に生息する大型の猛禽類で、体長は約1メートル、翼を広げると最大で3.2メートルにも達します。この大型の鳥は、主に動物の死肉を食べる腐肉食性であり、飛び立つ際には風の助けを借りて滑空する特性を持っています。コンドルは非常に長寿で、野生では約50年、生息環境では75年を超えることもあるとされています。巣作りは主に3000メートル以上の標高にある絶壁で行われ、1回の産卵で1羽または2羽のヒナを育てます。頭部に羽毛がないのは、不衛生な死肉を食べる際に衛生を保つための進化の結果とされています。また、コンドルはこれまでに多くの文化で神聖な存在とされ、インカ帝国においても重要な役割を果たしてきました。この美しい鳥は現在、準絶滅危惧種に指定されており、生息数の減少を補うための保護活動が進められています。