9月23日から10月7日までを、秋分といいます。
秋の到来を本格的に感じられる季節になってきます。
春分と同じように、昼と夜の長さがほぼ等しくなる日でもあります。
中国の古典では、秋分を境にして、大気がこれまでの「陽気」から「陰気」に転じるといわれています。つまりこれが、「季節の変わり目に体調を崩す」原因とされています。
~秋分の過ごし方~
①心と体の状態
秋分から一気に涼しく、過ごしやすくなり、心も体も安定してくる頃です。
気温や湿度にも変化があるため、寒くなれば毛穴を閉じ、血流を変えるなどの自律神経系が激しく働く時期であるといわれています。
つまり、心や体が安定せず、いまだに汗をかいていたり、手足に冷えがあるような状態は異常な状態のため、今のうちにしっかりと改善しておく必要があります!
②起こりやすい不調
自律神経の調節がスムーズに行われるかどうかは、夏の過ごし方次第だといわれています。
冷たく甘いものをたくさん摂っていた、食欲が落ちていたという人は、不調が出やすい時期。
夏のうちに必要なエネルギーを蓄えられていなかった人は、肌の乾燥や咳、睡眠障害などといった不調が現れる傾向にあります。
③養生
秋分の時期、または冬に病気にならないためには、今の時期に肺を元気に保つ必要があります。
そのためには”深い呼吸”が不可欠です。
デスクワーク、力仕事などで、自然と呼吸が浅くなっている人は、寝る前に深呼吸(長く、細く、ゆっくり呼吸)をするように気を付けるといいかもしれません。
または、猫背で呼吸がうまく吸えない人は、まずは猫背から改善してみましょう!
元気に一日を!健康を手にして人生を楽しみましょう!!
