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件
JR中津駅の北側は福沢諭吉先生の旧居や中津城などがあって、
少々マイナーですが、歴史を感じさせる渋い観光スポットとなっています。
この城下町の中、お城の東側に「寺町」とよばれる一角があります。
通りに沿ってお寺が集中するように並んでいまして
一種独特の抹香感漂う、違う時代に紛れ込んだようなスポットです。
そんな中に、ひとつだけ真っ赤な壁の目立つお寺があります。
これが中津の「合元寺」です。
その昔、主君を殺された従臣らがこのお寺に立てこもって戦い
最後には切られて殺されてしまったのですが、
その際の門前の白壁の血痕が何度塗り替えても赤く浮かび上がってくるので、
結局は赤色に塗り替えられたという曰くつきの言い伝えのあるお寺です。
そんなミステリアスな合元寺なのですが、
この壁の赤い色はおどろおどろしくもありますが、
妖しい美しさでもって見るものを魅了してくれます。
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時季(とき)
さん
赤壁が印象的な寺院です。
- 投稿日
中津駅から徒歩6分、寺院では珍しい赤壁の外塀が目立つので直ぐに判ると思います。ここは天正15年(1587年)に黒田官兵衛孝高(如水)の中津への移動の際に、従って姫路より来た浄土宗:開山空誉上人が開いた寺です。この寺で旧領主との戦闘が行われ、血痕で壁が赤くなり、何度、白く塗りなおしても赤くなると言うことで赤く塗ることにしため赤壁の寺になったと言われています。柱などにも刀傷が残っていますよ。
戦国時代の状況や歴史を感じることの出来るお寺ですね。
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概要
住所
大分県中津市寺町973