今年の受験生は、人数は少ないけど、奇跡のような毎日を目の前で見せてくれて、人間は本気になれば、どんな凄いことでも成し遂げることが出来るんだ!ということを体現してくれてます。
中学受験をしたいと、小5の6月に入会してきたのですが、全てのことにいちいち時間がかかるし、2時間の授業の最初にやったことを最後には忘れてしまってるような生徒でした。
それでも、1年かかって、中学受験に最低限必要な内容を教えて、夏期講習から偏差値が県大と同じか、少し低い位の中学の入試問題を解き始めました。
時々、6割位取れますが、大体は計算問題は完璧で、残りは…、そんな感じがずっと続いていました。
でも、少しずつ、少しずつ、確実に解ける問題を増やして行き、何よりも復習テストを常に満点取れるようになっていったのです。
しかし、最初は前回解いた入試問題の復習テストは出来ても、1ヶ月前、或いは更に前になると全く…という状態でした。
しかし、「復習テストでどんなに出来ても、入試で解けなかったら、やってる意味がない!何故なら、復習テストで満点を取るために勉強してるのではなく、入試に合格するために勉強してるからや」と口が酸っぱくなるほど繰り返し言い聞かせるようになってから、変わっていったのです。
今や、いつの入試問題を復習テストとして出しても、解けるようになりました。毎日が驚きの連続です。
ここまで人間は、本気になれば変わることが出来る!!
だから、塾の講師は辞められないのです。
力試しに、海城中学の入試問題をやらせたのですが、解けるやうになってたので、ビックリしました!!
(海城中学は、東京の中学で、東大に49人合格させてる、御三家の開成、麻布、武蔵に駒場東邦、筑波大附属駒場、神奈川の栄光学園、聖光
と並ぶ最難関校の1つです。)