「やはり姫東なので、勉強はもちろんですが、他のことも皆のレベルが高いようなことを言っています。上中とは全然違うと…。
でも自分で決めた進路なので頑張ってほしいです。」
これは、今年の3月の入試で、姫路東高校に合格して、4月に入学したばかりの卒業生の親から送られてきたラインです。
私がどんなに口を酸っぱくして言っても信じられない！というのが、上郡の生徒と保護者の特徴です。
上郡で、どんなに上位で頑張っていても、所詮は田舎の中学で上位なだけであって、上には上が本当に数え切れない位いるのです。
姫路東ですら全国的に言うと、二流の進学校であって、大阪に行くと、存在すら知られていません！
自分を信じることは大切ですが、それ以上に大事なのは、自分の全国での位置付けを自覚することです。
子供の数が少なくなって、一番上の子供の場合は、周りのレベルの高さも、上郡のレベルの低さもわからないから仕方ないことなのですが…。
最も大事なことは、どの高校に行っても通用出来るだけの学力、勉強する癖を、小学校、中学の間にどれだけつけることが出来てるか？なのです。
自分に合った勉強法で勉強する癖をどれだけつけているか？です。
そしてそれは、人に言われるものではなく、自分で見つけないとダメなのです。他人が言っているのは、一般論、若しくは自分の経験談であって、自分に合ってるのかどうかは、本人にしかわかりません。
宿題の量で誤魔化している大手の塾は、目の前の入試に勝つことは出来ても、その先が続きません。何故か？
それは、自分に合った勉強の仕方を
見つけられないまま、入試を勝ち抜いてしまうので、結局は一番大変な、全国を相手にしないといけなくなる大学受験に勝てなくなってしまうからです！
〇勉強をする癖をつける！！
〇自分に合った勉強の仕方を見つける！！
〇自分の本当に行きたい大学を見つける！！
それが、小学校、中学の間にやらないといけないことです。
私は、そう思います。
それが出来たからこそ、当塾に通い、自分の勉強の仕方を見つけた生徒は、
「運動バカ！」と言われた運動以外出来なかった子が、
国立大学の医学部を目指せる生徒に変わったり、
引き算、割り算が出来なかった子が、中学入試の問題を解けるまでに変わるのです。
上郡の生徒は、能力が低いのではなく、自分の能力を過信し、努力をしなくても全国で通用する！と勘違いしているところに、最大の問題点があるのです。
努力をせず、才能だけで上位にいれるのは中学までです。範囲が兵庫県の第4学区に広がっただけで限界を感じてしまう…。
そこから先を作れるか、そこで終わってしまうかは、小学校、中学の間の過ごし方にかかってくるのです。
「井の中の蛙」で終わるか、それとも、大海でも通用する人間になれるかは、これからの過ごし方にかかってくるのです。
