口コミ

新四国曼荼羅霊場8番

3.50
投稿日

 白鳥神社からさぬき市内に向けて国道11号を西へ進みます。津田東インターを過ぎて、津田の松原に着くまでの間にある県道2号へ線路を渡って入ります。くねくねした坂道を過ぎると右手にこちらのお寺が見え始めます。県道に入ればほぼ一本道なので迷うリスクは低いです。
 行基菩薩が開創し、弘法大師が建立されたお寺で、ご本尊は阿弥陀如来でした。山門の右側には大きな銀杏の木が生えており、境内には本坊と本堂と思われる建物がありました。右奥の本堂?で勤行を済ませ、左奥の納経所へ。納経所内の机上には木の箱が置かれてあり、箱の中にバインダーの御朱印と御影が入っており、各自で取るようになっていました。この後の札所でも同じ形、同じ文言の書かれた木箱があったので、どうやら曼荼羅霊場会が各札所に配布しているようです。
 お寺を出た時点で、17時を回っていました。地図で見ると今日の内に残り2霊場廻れたら、次回のスタートがスムーズになることが判明。こういったときに、昼食を食べたことを後悔してしまうのですが、打ち戻ると遠回りになるので、タブレットのナビを頭に入れ(たつもりになって)、境内の外周を時計回りに進みます。ナビでも山道を突き抜ける感じだったので、正解だと思っていましたが、どうも違う道を進んだようで今日はここまで。と思っていたら、西教寺の奥ノ院を示す看板を発見。せっかくなので立ち寄ってから帰ることにしました。裏山といっても西教寺からいくらか離れた場所にお堂が建っており、お堂の中は岩窟で、その岩に仏像が何体か彫られていました。また、お堂の左上の大きな岩にも磨崖仏(薬師如来の説が有力)が彫りかけの状態でありました。弘法大師がこの地を訪れ、一夜建立の祈願をこめて一晩で彫りあげようとしたところ、天邪鬼が鶏の鳴き真似をし、夜明けが来てしまったと勘違いした弘法大師は途中で彫るのを辞めて大窪寺へ旅立ってしまった、という来歴があるそうです。さらに上った所にも、梵字が彫られた岩がありました(奥ノ院の画像はデジカメのみで撮影)。
 先へ進むことはできませんでしたが、いいものを見させてもらいました。

14

写真

概要

店舗名

西教寺

ジャンル

電話番号

住所

香川県さぬき市大川町富田東1809

アクセス

最寄駅
バス停
  • 北地から330m (徒歩5分)
公開日
最終更新日

店舗・施設の情報編集で最大80ポイントGET