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大本山?稲荷山?

3.00
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 大興寺を出発し、国道377号まで出てきます。国道を右折して少しすると毘沙門天交差点という所があり、そこの信号を右折して県道8号の山道に入っていきます。左手にある河内小学校が目印で、さらに山道を登っていきます。小学校のある集落を過ぎ、不安になってきた頃に左へ入るように看板が出ているので安心します。そこを進んでいくと別格三十六不動二十九番札所の明王寺があります。別格三十六不動の公式ホームページには不動寺と表記されていますが、街灯の看板には明王寺と書かれています。
 作られて間もない真っ赤な稲荷神社が目印となり、ここに車が駐車できます。
 山門はなく、田んぼのあぜ道のような参道には石像が並んでいます。金属製の鐘楼があり、その先にお堂があります。お堂の看板を見ると不動寺となっていました。また、大興寺と同様の経緯があるのか、もう片方の柱には「天台」の文字と地蔵寺と書かれた看板が掲げられています。どちらの肩書きも「宗教法人」となっているので、ちょっと異質な感じがしました。ネットで検索しても「明王寺」「不動寺」「地蔵寺」のどれでも同じ場所がヒットするので、どれが正式名なのかもよく分かりません。公式ホームページでは宗派:不動宗(山岳修験道)という聞き慣れない宗派となっていました。調べれば調べるほど謎多き場所です。
 お堂の中には木彫りの不動明王像とびんずる尊者の像が見えました。御本尊は不動明王で間違いなさそうなので、別格三十六不動の札所に選ばれても違和感はないのですが、どのような経緯があるのか興味が湧きました。
 境内は無人で、民家を改築したような建物でした。行事の時に使う道具が置かれていたであろう倉庫もありますが、半ば崩れています。田園地帯に建つどこかもの悲しい札所でした。
 納経は稲荷神社の道を挟んだ所にある民家(石材店?)で受けるようになっています。道側に看板も出ているので迷うことは無いと思います。

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写真

概要

店舗名

明王寺

ジャンル

電話番号

住所

香川県三豊市山本町河内1700-1

アクセス

最寄駅

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最終更新日

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