飯島書店

非常に珍しい書道関係の古書を専門に扱うお店です。書道の歴史は非常に古いですが、そういった関連の本というのは普通の本屋さんではまず見かけません。そういう意味ではこれぞ古書向きのジャンルと言えますね。店内には書道関連の古書が山のように並んでいます。どの本も書道関連なせいか落ち着いた雰囲気を放っていて、それゆえに店全体も静かで落ち着いた空間を感じます。時代によって文字というのは変化してきました。その歴史だけでも何冊も本があるほどです。店に入った時は何気なくといった感じでしたが、色々な本を見ているうちに書道の歴史に興味がわき何冊か購入しました。書道というのは日本を代表する芸術の1つです。そう考えるとその芸術の本を扱う店が少ないのは逆に不思議なくらいです。店員さんによるとお客さんは全国から来られるそうで、相当有名なお店みたいです。さらに最近では中国からのお客さんも多いそうです。私は書道に詳しくないですが、中国の方も欲しがるようなものがあるということですね。仕事や趣味で書道関連のことをされている方はぜひ一度行って見てください。単に買い物というよりは色々と勉強になったお店でした。