口コミ
四国八十八ヵ所巡礼の旅で参拝しました。四国八十八ヵ所霊場の第十九番札所で「四国の総関所」、また「阿波の関所」として知られるお寺です。風格ある仁王門を入ると左手に鐘楼があり、右手に子授地蔵尊が立ちその奥に毘沙門天堂があります。その奥には本堂や観音堂、美しい多宝塔が建っています。見所の多いお寺で、中でも本堂と観音堂の花鳥風月などの天井画は見ごたえがありました。
四国八十八ヵ所霊場の第十九番札所です。天平19年(747年)に聖武天皇の勅命により、光明皇后のご安産を祈願して建立されたと伝わる古い歴史を持つ寺院です。立派な仁王門をくぐった先、正面に大きな瓦屋根が印象的な本堂がどんと構え、右手奥に大師堂が建っています。境内はさほど広くありませんが美しい多宝塔や弘法大師像もあり、特に本堂の天井画はとても見ごたえがありました。
恩山寺を巡拝後、看板に従って(おそらく県道136を通ったのかな)5、6キロ進んだら立江寺がありました。不安な人は一度国道55号に出てもいいかもしれません。商店街のような住宅街のようなやや入り組んだ場所にあり、どこをどう通ったのかよく分かりませんでしたが仁王門に到着。
仁王門を入り、左に鐘撞き堂、正面に本堂、右奥に大師堂があります。また、大師堂への通路右側には大きな多宝塔もあります。
境内はほぼフラットで、歩きやすかったです。
休日ということもあり、地元の方が仁王門の下でお接待をされていました。歩き遍路の方向けのようでしたが、私がバイク遍路だと知ると、「このおにいちゃんにも渡してあげてや」と、缶コーヒーと赤飯、あられの入った袋を頂きました。また、別のグループと思われる方からも手縫いと思われる巾着袋を頂きました。ありがたいことです。
次は区切りの二十番、「一に焼山、二にお鶴、三に大龍」と呼ばれる阿波の三大難所の二つ目に入ります。そういった意味でも立江寺は準備の場所という位置づけなのかもしれません。頂いたお接待でお腹を満たして出発です。