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四国八十八ヶ所巡礼の旅で参拝しました。四国八十八ヶ所霊場の第十八番札所です。聖武天皇勅願、行基開基と伝わる古い歴史を持つ真言宗の寺院です。こちらは、もともと女人禁制だったが弘法大師さまがお母様の玉依御前のために7日間滝に打たれて、女人禁制をとかれたそうです。弘法大師さまが修行中、お母様がこの寺に来て髪を剃ってもらったそうで、大師堂の手前に「大師御母公剃髪所」の石碑とそのお堂が建っています。境内はあまり広くないですが、本堂、大師堂はじめ伽藍は歴史を感じさせる静かな古刹でした。
四国八十八ヶ所霊場の第十八番札所です。母養山宝樹院と号す高野山真言宗の寺院で創建年は天平年間、聖武天皇勅願、行基開基と伝わる歴史ある寺院です。古びた山門をくぐって参道を登って行くと駐車場があり、さらに石段を上ると手水場があり、その先に本堂が建っています。大師堂の手前には、「大師御母公剃髪所」の石碑と小さなお堂が建っています。境内はあまり広くはありませんが伽藍は歴史を感じるもので、山寺の雰囲気ある古刹だと思いました。
建治寺への参拝を終え、周辺の札所は廻り終えたため、久しぶりに八十八霊場へと進みます。次は十八番札所恩山寺です。
建治寺から県道21号を南下(山奥へ)し、焼山寺につながる国道438号に出たら左折(東)します。そこから県道18号→県道33号と進むと国道55号に出ます。吉野川流域を離れ、小松島市に突入です。国道を右折ししばらく進むと右手に案内板が出るので、ここまで来れば看板を頼りに進み迷わず到着しました。
恩山寺で弘法大師が修行中に、母が訪ねてきたものの、女人禁制のため会うことが出来ず、1週間の滝行の末、女人解禁の秘法をおさめて無事に母と対面できたという伝説が残っています。その滝行をしたとされるのが母養橋の下で、近くには弘法大師が記念に植えたというビランジュの木が立っています。
随分古びた仁王門が近くにあり、元参道かなという面影が残っている横に車道が通っています。駐車場から境内までは徒歩1、2分くらいで移動できます。
境内に入り左手に大師堂が、正面の石段を登った先に本堂があります。本堂の左奥にも石段がありましたが、工事中のため進む事が出来ませんでした。観音堂か何かでしょうか?
納経所は大師堂の向かいにあります。また、弘法大師の母がこちらで出家するために髪を切り、切った髪を奉納したお堂もあります。