口コミ
四国八十八ヶ所巡礼の旅で参拝しました。四国八十八ヶ所霊場の第12番札所です。焼山寺山の8合目近くにあり、四国霊場で2番目に高い山岳札所になっていて、歩き遍路は「遍路ころがし」と言われるほど大変な霊場ですが、上まで車道が通っていますので車なら簡単に参拝できます。境内は樹齢数百年の杉の巨木が並び凛とした空気が漂う張りつめたような霊気を感じる寺院でした。
四国八十八ヶ所霊場の第12番札所です。焼山寺山(標高938メートル)の8合目近くにあり、四国霊場で2番目に高い山岳札所で「遍路ころがし」といわれた札所の一つですが、山上まで車道が通っていますので車なら楽に参拝できます。樹齢数百年の杉の巨木(県の天然記念物)に囲まれた境内には本堂左横のお堂に中央が大黒天、右面が毘沙門天、そして左面が弁財天の像の三面大黒天が祀られていて清々しい心穏やかな気持ちでお参りさせて頂くことができました。

遍路ころがし
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四国八十八ヶ所巡礼の旅で参拝しました。標高938mの焼山寺山の八合目にあります。四国霊場には“遍路ころがし”と言われる、険しい山道の難所を巡ぐる霊場が何箇所かありますが、このお寺さんもその一つです。しかし、今はお寺まで車でいけますので、車で巡礼する人は難儀することはありません。
境内は杉の巨木が並ぶ、凛とした空気が漂うお寺さんで、剣山や白髪山など四国山脈の山々が広がる眺望は素晴らしく、歩いて登ってきたお遍路さんには達成感があり、疲れも吹っ飛ぶと思います。
駐車場は道路管理料として普通車は志納金300円が必要です。
歩き遍路の方にとって十一番から十二番までの道のりは「遍路ころがし」という難所ですが、車道も同じようなものです。
途中離合が困難な車幅の林道(しかも崖側にガードレール無し)を通ったりしながら山頂を目指します。
やっと駐車場に着いたと思ったら、そこから山門まで500mくらい砂利道を歩きます。道の横には、寄贈された菩薩様や観音様の石像が並んでいます。
最後に石段を登り山門に到着。山門を入ると大きな杉の木が並んだ参道があり、突き当たりが本堂となっています。
本堂の左側には三面大黒天という名前の建物があり、本堂右側に大師堂、そのまた右には神社(十二社神社)があります。同じ境内の中にお寺と神社があるというのは珍しいと思います(この先の札所で登場するかもしれないけれど、今までの中では初です)。
納経所は山門を入って左にあります。納経をする際、納経帳に書いてくださる方が「今日は車で来られたのですか?」と尋ねてきたので、「いいえ、バイクです」という会話をしていると、参道整備維持費という名目で駐車料金を払ってもらっているとのことでした。バイクは1台100円とのこと、納経の費用と合わせて支払いをするようになっています。
藤井寺に続いて有料駐車場2連続です。しかし、歩かずにこの山奥まで登ってこられたのも、参道整備維持費(駐車料金)あってのことですので、素直に支払いましょう。
参拝中に小雨が大粒の雨へと変化し、バイクの横に置いていたバッグはずぶ濡れになってしまいました。境内の奥には伝説の大蛇を封じ込めた岩などもあるとのことでした。天気を気にせずゆっくりと回れる際には、ここまで登ってきたついでにご覧になられてはいかがでしょうか?

山奥の隔離された霊場。
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四国八十八箇所巡りをする上で、最初の難関がこちらになります。車で行くにしても、かなり辺鄙な場所にあり、途中の道も狭く、大変注意が必要です。駐車場は大きめです。駐車する人には、志納金300円が必要です。
山の上に上がると大きなお寺が見えてきます。数年前に参道が綺麗に整備されたので、新しく感じるかもしれません。
巨大な大木などがあり、お寺の雰囲気は、かなり神秘的に見えるでしょう。
この12番の焼山寺を越えると、徳島市内に入り、しばらくは平坦な場所に移ります。