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四国八十八ヶ所巡礼の旅で参拝しました。四国八十八ヶ所霊場の第14番札所です。山門は無く、石柱の立つ階段を上ると山を削って岩盤のむき出したところに本堂や大師堂が建っており見応えがあります。本堂前に立つアララギの霊木のそばに糖尿病や中風、眼病に霊験があると言われているアララギ大師像が祀られています。
四国八十八ヶ所霊場の第14番札所です。四国霊場で唯一弥勒菩薩を本尊としているお寺で、弘仁6年(815年)に、修行中の弘法大師の前に現れた弥勒菩薩の姿を写したものとされています。境内には「流水岩の庭」と呼ばれる一風変わった岩盤の庭があり、歯痛、足の痛みにご利益があると言う地蔵菩薩像が祀られ、眼病や糖尿病にご利益があると言う「アララギの大木」もあり、病気治癒を願われておられると思う参拝者がたくさんお参りされていました。
大日寺を出てすぐの角を左に入ると歩き遍路用の道があります。「四国の道」という石柱を頼りに約2kmで13番札所常楽寺へと着きます。車の場合は県道21号から県道207号へ入れば看板があるので看板に従えば迷うことは無いと思います。
駐車場から少し石段を登ると境内があります(山門らしき建物は見当たりませんでした)。
突き当たりに本堂、本堂右手に大師堂があります。御本尊は八十八霊場唯一の弥勒菩薩となっています。境内は大木が根を張ったような凹凸のある地面をしており、足下に注意が必要です(流水岩という断層だそうです)。
雨と凹凸で下ばかり向いていて気づきませんでしたが、本堂の右には、糖尿病で苦しむ老人に弘法大師が煎じて飲ませた霊木との伝説が残る「アララギの霊木」が生えています(画像では見切れています)。霊木の幹から枝の分かれ目にはお地蔵様があります(見逃してしまいました)。
焼山寺のような山奥という意味とは別のワイルドさのあるお寺でした。