口コミ
四国八十八ヵ所巡礼の旅で参拝しました。四国八十八ヵ所霊場の第25番札所です。室津港を見下ろす小山の上に建っていて、本堂へは120段余りの急こう配の石段を上る必要があり結構しんどいです。石段の途中に、竜宮城のような朱色の鐘楼門があり1階は左右に仁王像が立っていて、2階は鐘撞堂になっています。石段を上りきるとコンクリート造りの本堂があり、境内から室津港など綺麗な風景を見渡すことが出来て疲れも吹っ飛びました。
四国八十八ヵ所霊場の第25番札所です。宝珠山・真言院と号す真言宗豊山派の寺院で、創建は大同2年(807年)、弘法大師の開基と伝わる歴史があり通称「津寺」(つでら)と呼ばれ親しまれています。山門をくぐり右へ入ると大師堂、納経所があります。長い急な石段を登って行くと、途中に鐘楼門兼仁王門があり、石段を昇りつめた所に本堂があります。本堂からは正面には太平洋が広がり、眼下には室津川の河口と室津港、右の方には行当岬が見える景観のよいところでした。

第25番 津照寺
- 投稿日
第24番最御崎寺からこの25番津照寺まで約6キロです。
海岸沿いに行くので景色が綺麗です。漁港近くで車を止め、朱塗りの山門を入るとそこから写真の通り急な階段があります。手すりを持って上がった方が安全です。
階段途中に鐘つき堂がありそこからまた階段を上がると本堂があります。
上からは、太平洋が見えていい景色に、ホッと一息つけます。
太子堂は下にあります。
お遍路では、本堂と太子堂の両方でお経をあげたあと納経所でご朱印を頂きます。
どのお寺も素晴らしい達筆ぶりに、魅入られています。
山門近くにお店もあります。
津が付くだけあって、ここは航海の安全と豊漁を願った寺です。
こんなに漁港近くのお寺はお遍路では、今までなかったと思います。
景色も良いので、お遍路でなくても行ってみるのもいいかと思います。

四国八十八ヵ所霊場の第25番札所
- 投稿日
四国八十八ヶ所巡礼の旅で参拝しました。室戸市の中心に程近い室津港を見下ろす小山の上にあります。
本堂は参道正面の小高い丘の上に鎮座されています。本堂へ向かう石段はまっすくで、真ん中の手すりを持たないと怖いほどの急勾配です。石段を登って行くと途中に鐘楼門兼仁王門があり、石段を上り詰めたところに本堂があります。
本堂の御本尊を囲み、三方の壁に信者が奉納した3万体もあると言う小さな地蔵尊が祀られているのも見所の一つです。
本堂からは、正面に太平洋、眼下に室津の町並みや港が広がる素晴らしい景色を望むことができます。そして、右手の方には遠く、行当岬に次の札所である26番札所金剛頂寺が微かに見えます。
境内には専用の駐車場はありませんので、港の広場に駐車することになります。
最御崎寺から室戸岬を北西へと進むと昨日泊まったビジネスホテル冨士がある室津港へとたどり着きます。港前の道から右に見える山に津照寺があります。駐車スペースがないので、漁港に駐車して歩いてくるように指示した看板がありました。
参道は平坦なのですが、朱門をくぐると急な石段となり、石段の中間地点あたりに朱塗りの鐘楼が見えます。こちらのお寺も明治期の廃仏毀釈などで荒廃したのち復興されたもので、全体的に建物は新しいです。
大師堂と納経所は鐘楼に行くまでの間の右にあります。
石段の頂上に本堂があり、楫取地蔵と呼ばれる御本尊が安置されています。太平洋からよく見え、船の往来の目印になったことから別名「津寺」とも呼ばれ、漁師など海に携わる人から信仰されています。山内一豊がこの沖で暴風雨に遭い、遭難しかけたときに一人の僧が現れ、舵を取り室津港に避難させてくれた。僧の衣から落ちた水滴をたどっていくと、このお寺の御本尊がびしょ濡れになっていたという伝説もあります。
また、石段の途中に左へと入る道があり、その先には神社があります。一木神社と呼ばれ、港を作るのに邪魔になっていた大きな石があり、自分の命と引き替えに岩を砕いて欲しいと一木権兵衛という村人が願掛けをしたところ、見事岩が砕け港が完成した。約束が果たされたため、一木権兵衛は自刃し、村人が神社を建てて崇めるようになったと言われており、砕かれた岩の破片が境内に置かれています。
最御崎寺にいたときより霧は晴れてきましたが、それでも海の向こうは見えず。晴れたときに頂上から見たらきれいだったろうなあ。
概要
住所
アクセス
- 最寄駅
- 海の駅とろむ駅 から2.4km
- 室戸世界ジオパークセンター駅 から3.8km
- バス停
- 室戸から260m (徒歩4分)