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四国八十八ヶ所巡礼の旅で参拝しました。四国八十八ヶ所霊場の第三十二番札所です。長い石段の途中に趣きある仁王門をくぐり本堂へ向うと、弘法大師が海の安全を祈願して刻んだと言われる十一面観世音菩薩が安置されています。本堂の横には阿弥陀堂や地蔵堂などがあります。お寺は標高82mの峰山の頂上にあり、眼下にひろがる町並みと雄大な太平洋を望むことが出来ました。
四国八十八ヶ所霊場の第三十二番札所です。八葉山・求聞持院と号す真言宗豊山派の寺院で、創建は神亀年間(724年 – 729年)、聖武天皇の勅願により行基が開基したと伝わる古い歴史があり、「峰寺」とも呼ばれていて親しまれているそうです。また、海上の安全を祈願して建立されたことから漁師の人たちからは「船魂の観音」とも呼ばれているそうです。麓から山道を登っていくと山門脇には不動明王像が立つ、さらに石段を上ると右手に鐘楼があり正面奥に本堂が建つています。山上からは土佐湾が一望できました。

土佐湾を一望
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四国八十八ヶ所巡礼の旅で参拝しました。高知駅からだと車で20分ほど、第三十一番札所の竹林寺からだと車で10分ほどのところにあります。
土佐湾を一望できる高台に鎮座されており、麓から山道を登って行くと仁王門があり重要文化財に指定されている立派な金剛力士像が立っています。さらに石段を登って行くと右手に鐘楼が、正面奥に本堂や大師堂があります。
お寺を少し下ったところに土佐勤皇党を組織した武市半平太の墓があるので興味のある方はお参りして下さい。
無料の駐車場があります。
五台山を下ったところにある下田川沿いを進み、県道247号に右折します。途中で幕末に活躍した武市半平太の旧宅と墓所、瑞山神社があります。海沿いの県道14号の細い路地を進んでいくと上り坂になり、その頂上に三十二番札所禅師峰寺があります。
階段を登っていくと仁王門があり、仁王門の手前には不動明王の像があります。不動明王の像のすぐ後ろにはごつごつとした岩肌がむき出しになっており、迫力があります。
仁王門をくぐると境内になっており、左端からは太平洋が一望できます。天気がよければ桂浜もみえるそうなのですが、かすんで見えなかったのか、見えていたけど場所がよく分からず見落としていたのか、あそこだ!と思って見たわけではないので分かりませんでした。
仁王門右には干満岩と呼ばれる岩があり、海の満ち引きに合わせて、岩のくぼみにたまる水の量が変わるという不思議な現象がおきるそうです。
この岩や海から見えるお寺のため、海上安全に御利益があると言われ、昔から漁師や船乗りの信仰を集めてきたそうです。
そろそろお昼時という時間帯だったのですが、周辺に飲食店が見当たらなかったので、次の札所(雪蹊寺)まで進んでから頂こうと思い、下山しました。