① 朝日丹波守の「一人建ち」と伝えられるだけあって、壮麗を極め市内でも屈指のものである。ことに本堂御拝の屋根は国主特許にて御殿造りでありこの地方に見ぬだけではなく美の極致とも言うべき壮麗を極めている。
② 山門は楼門ではなく城門形式で一五三四年(天文3年)十六世大圓玄鏡大和尚時代に鍔淵寺より求めて移築したものである。
③ 当市橋北地区で最古の寺である。
④ 定紋は亀田山所在の因縁にて丸型亀の紋である。
⑤ 書院庭園は、自然を背景とし瓢箪型堀池を有し、四季折々の花を見、苔むした山陰屈指の名園と称せられる。