杉並公会堂受付

杉並公会堂が、荻窪駅から青梅街道沿いに歩いて数分のところにあります。
昔、学生の頃この近くに住んでいたので懐かしかった〜。
去年の夏、杉並公会堂で知り合いのコンサートがあり友人と行きました。
その日は満席で、係員の人のポツポツ空いてしまっている席への案内がとても丁寧で、誘導されている人に不快な思いをさせないよう気遣っている様子がよくわかりました。結局、上手く席を埋めていましたので心地よくコンサートが楽しめました。

旧公会堂は杉並区の建物だったので、杉並区コーラス連盟主催の夏にあるサマーコンサート＆秋の文化祭もここで歌うことが出来ました。
だから私もたくさん此処のステージで歌うことが出来ましたし、子供たちが小学校時代もここで音楽会をしたものです。

建て替えになり、区では無理だったのでしょうか、聞いた話では30年間は杉並区のものにはならないとのことでした。
大ホールを借りるのには、午前のステージリハ、午後・夜通しの本番では30万円以上で借りるのは無理になり、今は別のセシオンホールを使っています。

新杉並公会堂にもコンサートで何度も行きましたが、音響は素晴らしいです。1190人入ることが出来ます。

小ホールが地下にあり、此処でのコンサートにも行きました。
190人ほどのホールです。
ここでのコンサートの受付をしたこともありますが、1人でも立っている人がいると事務室に写るらしく、事務員がとんできて、外に出してくださいと言われました。
慌てて中に入り、お子さんを膝の上にのせていただき、立っている方に座ってもらいました。
消防法なのだと思いました。
管理がしっかりしているということですね。

旧公会堂は、東洋一の音楽の殿堂と言われ、音響効果の良さで他の施設を圧倒していました。広上淳一の指揮による日本フィルでのベートーヴェンの「田園」は、まるでムジークフェラインザールにおけるベーム指揮によるウィーンフィルを髣髴とさせる素晴らしい演奏であったことは語り草となっています。
2006年に建て替えられ、その後も日本フィルのフランチャイズホールとしての役目を果たしています。