患者さんに「梅雨時は、湿度が高いので汗をかくのには最適です」
と話していたら、それは暑熱順化(しょねつじゅんか)と言うことですね。
と言われました。
暑熱順化(しょねつじゅんか)は、熱中症対策の一つで、暑さに体を慣れさせることですが、夏本番の前、梅雨時に行うことを勧めています。
汗をうまくかくことは、(発汗)による気化熱や、心拍数の上昇や皮膚血管拡張によって体の表面から空気中に熱を逃がす熱放散で、体温を調節できるということです。
汗をうまくかけないと、皮膚血管の拡張ができない、汗に含まれる塩分が多く、ナトリウムが失いやすい、などがあり体温が下がりません。
ベトベトした汗でなく、サラッとした汗をかきましょう。
そのためには、1日30分以上のウォーキング、筋トレ、入浴など行うことです。
鍼やお灸の刺激は、自律神経に作用し、皮膚血管の拡張を促し、汗をかきやすい体質になります。
ぜひご相談下さい。
参考文献 暑熱順化 | 熱中症ゼロへ - 日本気象協会推進
https://www.netsuzero.jp/learning/le15
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