東洋医学では、春は、「肝」の季節と言われています。
肝の臓の働きは、木が上へ上へと成長していく力があります。
芽吹き時と言われるのも肝の臓の働きによるものです。
今年は春の訪れが早く、朝晩の温度差が激しくなっています。
昼間、空気中は、暖かいのに、地面、足元はまだ冷えている状態は、
「上実下虚」と言う状態で、体の上部、頭や首肩に症状が出やすくなっています。
昼間薄着でいると朝晩は、冷え込みが激しいので、余計に手足が冷えてきます。

よく表れる症状
・イライラしやすくなる
・ふらつきや耳の違和感が起こりやすい
・頭痛や肩こりが起こりやすい
・寝つきが悪い、よく眠れない
不調が続くと感じられたら、「太衝」というツボを刺激してみましょう。
「太衝」は、「太」は重要なツボの名前で、「衝」は、要衝という意味でエネルギーが多くある所と言われています。
ツボの場所やお灸の仕方など気軽にご相談ください。