長い夏がようやく終わり、ようやく過ごしやすくなってきました。
朝晩の冷え込みが激しく、風が冷たく感じるようになると、何となく疲労感が
あり、横になりたくなります。
眠気を強く感じ、いつまでも寝ていたくなります。
これを夏の疲れや寒暖差疲労と言いますが、東洋医学的には少しとらえ方が違います。
秋は、臓器で言うと肺の季節で、収斂つまり収穫する時期に入ります。
体がエネルギーを外側から内側に吸収するように変わってきます。
春、夏の時期はその逆でした。
体が切り替える時期なので、夏のように活動的ではなくなってきます。
秋は早寝早起きして、陽気、温める気と陰気、冷やす気との入れ替えを行いましょう。
体がだるいと横になってばかりいると肺を痛めてしまいます。
適度な運動、散策などして収穫の秋を過ごしましょう。
