口コミ
Tornedo M
さん
謡曲、浄瑠璃、長唄で親しまれた梅若丸
- 投稿日
東武スカイツリーライン鐘ヶ淵駅で下車
徒歩10分ほどにある真言宗のお寺です。
わたしが出かけた頃は
東武線の「業平駅」でしたが…。
能の「隅田川」の舞台にもなり
梅若寺と呼ばれていたそうです。
源頼朝、太田道灌、徳川家康らがお詣りをし
安藤広重描く「江戸名所百景」にもある由緒あるお寺。
本尊は地蔵菩薩と元三大師。
30を超える石碑が林立していますが
何よりも見落としてはならないのが
梅若塚
たづね来て 問わば応えよ 都鳥
墨田河原の 露と消えぬと
母と子の愛を思う
悲しい歌が刻まれています。
この意味を知るためには
梅若丸の知識を得て出かけると
一層この歌が
深く心に染みてくることでしょう。
本来は隅田川に面して風情ある場所だったはずが
いまは高速道路と高層ビルに囲まれて
風情とはほど遠く
さらにお寺の姿もモダンというかなんと言うか
ちょっと描写しにくい形になっていて
建築に関心のある方には一見の価値ありと言えるかも。
☆の数を幾つにするか実はとても難しくて
歴史的見地に立てば文句なしに☆5
けれどもお寺の姿への個人的な感想から言えば
ギリギリ☆3.5にせざるを得ませんでした。
お出かけになられたら
あなたは幾つをつけますか?
写真
概要
店舗名
木母寺
ジャンル
電話番号
住所
東京都墨田区堤通2-16-1
アクセス
- 公開日
- 最終更新日