浄土寺

嘘か誠か定かではありません。
だいたい、歴史などと言うのは
時の権力者が自分に都合良く書き換えるわけですから。

ですからここに眠っておられる
松平忠通の生涯がのちに語られるものと同一かどうか…。

それはさておき
白山駅を出たところの
住宅地図にも浄土寺（松平忠通墓）とあるので
寺社巡りや歴史に造詣が深い方なら
この御仁が徳川家康の孫と言うことをご存じかも。

この松平忠通サン
あまり名誉なことではないご乱行がすぎ
将軍徳川秀忠に隠居を命じられて
いまの大分県・豊後国へ配流となり謹慎。

悔い改めたのかどうか
隠居後、出家して一伯と号したよし。
それからどのようにしてこのお寺に祀られることになったのか
そこら辺は、寡聞にしてわかりませんが…。

墓域はいかにも古々しい石積みの塀？に囲われ
これまた歴史を墓石が語っているという
すっくりと立った姿の良い形で
なかなかに味わい深いものがあります。

場所は広い白山通りに面して
通りを挟んで京華高等学校・商業高校ですから
すぐに分かると思います。