11月9日(日)蒲生浩一先生主催の勉強会に参加してきました。本日は骨格筋編3回目前回の復習も含めてまず、骨は鎖骨、胸骨柄、胸骨体、剣状突起、第二肋骨、第五肋骨、肋骨弓、烏口突起、上腕骨大・小結節。筋は胸鎖乳突筋胸骨頭・鎖骨頭、前・中斜角筋、頚・頭長筋、大・小胸筋、前鋸筋、三角筋前部、上腕ニ頭筋、烏口腕筋。神経は腕神経叢です。今回の個人的な目玉は頚・頭長筋です。触り方は頚部軽度屈曲位で一方の手で喉頭隆起を押しのけて他方の手で総頚動脈と喉頭隆起の間に指を入れてベッド方向に真っ直ぐ圧迫します。そうすると明らかに筋腹が触れます。この筋を触れるのは恐らく我々の業界でも4千人に1人いるかいないかと思います。しっかりと解剖がわかる方にご指導して頂かないと絶対に不可能です。精神的に弱っている方が診断されやすいヒステリー球(喉の違和感や不快感)の原因はこの筋や胸骨舌骨筋の過度な収縮によるものでないかと推測します。この様に病院から告げられても筋肉の異常に原因があることが非常に多いなと強く実感しています。また五十肩やスポーツ外傷等で肩関節前面に症状がある方の効果的な施術方法も教えて頂きました。今回も非常に中身の濃い時間をありがとうございました。