2月18日石川整骨院連坊で鍼の勉強会の勉強会に参加して来ました。今回は股関節の症状に関わる筋ということで大腿筋膜張筋、腸脛靭帯、外側広筋、大腿直筋、腹部から腹直筋、外腹斜筋、内腹斜筋、腹横筋、腸腰筋です。まず、触察しそれらの筋をパートナーの先生に描画して行きます。そして鍼をたわませて筋に刺入します(ツボにではありません)。このたわみ鍼の特徴はステンレス製の鍼をわざとたわませて打つ事により元の状態に戻ろうとする力=弾性を利用します。そして同時に真っ直ぐ深く刺すのではなく浅い領域で鍼を筋繊維の走行と垂直になるように刺入させます。そうすることにより痛みがなくジワリとした感触になります。
続いて手技ですが、手技も贔屓目なしで進化しておりました。大腿部に関しても「何年か前に教えて頂いた時よりも施術してる側の方の手応えが更に増している!」と感動しました。腹部に関しても普段フワッとになりがちですが、たわみ鍼をした後は筋と筋の区別がハッキリして触りやすく施術の手応えも明らかに増していました。
施術者の手応えが増すという事は受けて側への効果も間違いなく増大します。
本当にこの技術に出会えた事に心より感謝しております。
泉沢はり灸整骨院 伊藤嘉晃
