『腰痛バンドが痛みを和らげる仕組み』
腰痛バンドは、腹部と腰部を締め付けることで、
外部から腰椎をサポートし、腰への負担、
痛みを軽減するツールです。
手軽に使用できるので、腰痛持ちの人達に
人気があります。
腰痛バンドがなぜ腰痛を緩和するのかというと、
ひとつはバンドで腹部を締め付けることにより、
腹内圧を上昇させ、それが脊椎をサポートするから。
さらに腰に負担のかかる前屈の動きを制限し、
背骨の歪みを正す。
そしてもうひとつは、バンドが腸骨を圧迫し、
仙骨と腸骨を一体化させることで、
腰椎へのストレスを緩和し、痛みを和らげます。
このような効果を得るためには
『20センチ以上のバンド幅』と
『十分な硬さ』が必要です。
さらに『バンドが二重』になっているものが、
縦方向の力も使って固定できるのでオススメです。
市販されている腰椎ベルトには、細いものやソフトなものも多いので注意したいところですね。
腰痛バンドは腰が痛いときはもちろんですが、
腰痛予防にも効果があります。
長時間椅子に座って作業したり
長時間車の運転をする場合は、
腰椎バンドを使用することで、腰への負担を軽減。
同じ姿勢を20分以上取り続けるなら
着けたほうがいいです。
衣服の上からでも効果があるので、
仕事場に常備するのもオススメします。
ただ腰椎バンドに頼りすぎると
腰回りの筋力が衰え、
『もうバンド無しでは生きていけない身体』
となってしまうので
腰まわりの筋力を鍛えることも
忘れないようにしましょう!
