『つらい腰痛をもたらす3大パターン』
シンプルに言うと、腰痛とは
脊柱や骨盤、それを支える筋肉や靭帯の異常から来るものです。
問題は、何がこうした異常をもたらすのか。
つらい腰痛をもたらす3つのパターン
1つめは、腹筋のパワー不足。
身体の大黒柱である脊柱は、
横からみるとS字カーブを描いて直立しています。
その土台となる骨盤はやや前方に傾き、
脊柱の根元にあたる腰椎も適度に前湾しています。
こうした脊柱と骨盤のつらなり(アライメント)を維持するのが、腹筋や背筋といった筋肉です。
ここが運動不足などで衰えてくると、腹圧が弱くなり、
押さえを失った腰椎の前湾がきつくなって痛みだします。
2つ目は骨盤の歪み。
脚をいつも同じ側に組むなど、
普段の生活で動作や姿勢に偏りがあると、骨盤は歪みます。
脊柱と骨盤は一体化しているので
骨盤が歪むと脊柱とのアライメントが狂い
腰椎のカーブが乱れて腰痛になります。
3つ目、筋肉の柔軟性低下による腰痛
これも少なくありません。
骨盤近辺の筋肉が硬いと、骨盤の動きが悪くなり、
連携して動く脊柱の負担が増えます。
腰椎は全部で5個ありますが、各々は8〜10度の可動性しかなく、全て足しても最大50度。
それなのにベタっと前屈出来るのは、
連動して骨盤が動いているから。
その骨盤の動きが悪くなると、腰椎に過大なストレスがかかり、近接する筋肉や靭帯を傷めてしまいます。
自分がどのパターンか。原因を見定めたら
さっそくトレーニングしてみましょう!
