『食生活で体質は変えられる』
太ったり痩せたりする傾向の背後には、
住んでいる環境に適応するための食習慣が
関係すると思われます。
例えば、赤道直下などの熱帯に住む人々は
昔から唐辛子のような香辛料を好んで食べます。
暑いと体温を保つためにカロリーを消費しないので少食で済み、少食になればなるほど必要な栄養素をバランスよく摂るのが難しい。
そこで辛さの刺激で交感神経を刺激して代謝を上げ、沢山食べることで栄養不足を減らすという知恵が生まれたんでしょう。
反対に極寒の北極圏に住む人々は
暖かいテントと寒い屋外を行き来するのが
伝統的な生活パターン。
強い寒冷刺激により代謝を上げることで
お腹を空かせて食事量を増やしていたんでしょう。
“たくさん食べて、たくさん使う”
これが全く環境の異なる熱帯と北極に共通した人間の知恵です。
ダイエットが続かないのは、栄養バランスを保ちながら体脂肪を蓄積するために、ヘタな鉄砲方式でいっぱい食べてしまうから。
昔の人はたくさん食べてたくさん動いていたが、現代人のようにたらふく食べて動かないと太るのは当たり前。
今の時代、トレーニングジムや高性能のランニングシューズがあるのだから、効率的に動いてカロリーを消費。肥満体型から脱しましょう。
