ブログ画像【ウォーミングアップ直後に強めの刺激を】
ランに限らず、トレーニングでは本番前後のウォーミングアップとクーリングダウンが欠かせません。
筋肉が温まっていないうちに運動すると筋肉の伸縮レンジが制限されるので、関節の可動域が狭くなる。
足腰の関節の可動域が狭いと走るペースは容易に上がらない。
なのでランなら軽く汗をかくまで5~10分ほどの早歩き→ジョギングで、じんわりと筋肉を温めるウォーミングアップを行うといいです。
その後は一定ペースで走り続けるが、終わったらジョギング→早歩きでクーリングダウン。
ふくらはぎを中心とする脚の筋肉のポンプ作用で血流を促してやると、溜まった疲労物質や老廃物がスムーズに排泄され、疲労回復が早まり、リフレッシュして次回も調子よく走れるようになります。
多忙だと気がついて「時間がもったいない」と前後のコンディショニングを怠りがちだが、それでは結局運動は長続きしません。
そしてこの基本を踏まえてより一層の消費カロリーの増量を目論むなら、
ウォーミングアップ直後に少々強めの刺激を先に入れます。(だいたい全力疾走の8割くらいの速さで約2~3分ほど走る)
このように心臓と筋肉を刺激すると、
強火で調理した後に余熱で食材に火が入るようにしばらくは代謝が亢進するので、体脂肪の分解と燃焼の促進が望めます。
ただし3分以上走り続けてしまうと、最終的にトータルの運動時間が短くなって、結果消費カロリーも少なくなるので、
そこは気をつけたいところです。
