2か月前に脳梗塞で入院加療
されたDさん。入院中から左首、
左肩を違えました。
病院ではストレートネックと診断
されるも、クスリと湿布の処方のみ
で痛みは治まらず、退院後は左半身に
力が入りにくいという状態でした。
首肩の痛みを我慢していて、次第に
腰痛を起こし、左膝にも痛みが
出て来るようになりました。
退院後にようやく脳梗塞の影響が
少なくなり、家族の付き添いなしで
外出が出来るようになり、その初めての
外出先が当院になりました。
本当に辛い状態で、安静時でも常に
首肩に痛みがでていました。
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〜座位でのテスト〜
首の左回旋は痛みがないが、右回旋では
30度ほどしかなく痛みも強い。
左右の肩関節の真横に挙げるテストは、
90度位で平常の半分程度しかありません。
座位で膝の位置を見てみると、左膝が前に
突き出されており、左骨盤の変位が
見られます。左ふくらはぎはガチガチで
触ると激しく痛みを訴えます。
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〜施術〜
仰向けで施術していきます。
左膝はふくらはぎの硬さを足関節の
スパイラル操法で30秒くらいで緩めて
いきます。膝の硬さは抜けて、軽くなります。
腰・骨盤の歪みが激しく、左骨盤は上後方
に(右と比べ指3本分の高さの違い)あり
ますが、大腿筋からアプローチして歪みを
調整していきます。
腰の動きが改善していきます。
首の調整には、当院自慢の(殆ど調整され
ている実感がない)頚椎軸調整を二種類
行います。同時に“意識”を使って、
首の筋肉をさらに柔らかくしてききます。
これはエネルギーテクニックではなく、
イメージした状態をカラダにシンクロ
させていきます。
また首の左回旋の可動域に若干違和感
あるので、踵突き出し操法でカラダのタテの
歪みを調整します。
座位で肩関節の可動域をチェックすると、
クビの調整により肩の可動域が正常域になってきました。
首の右回旋も良くなり、本日の
施術は終了です。安静時での痛みが
なくなり当初の目的を達成することが
できました(^.^)
ソフトな刺激で、改善されたので
Dさんも感激してくれました。
良かったです!
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埼玉県さいたま市南区南浦和2丁目41−19