サラリーマンのE さんは
階段を上る時に左膝の内側を
痛めました。
年齢に関わらず、膝の内側の
痛みを訴える方は多いです。
今回は、膝の関節裂隙の運動痛や
圧痛を訴えており、Eさんの脚は
やや内股気味を呈しています。
(今回で数回目の施術です)
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(初診時)
〜座位テスト〜
股関節を曲げて、左右の膝を上げて
もらいます。左膝は右側に比べて、
股関節が詰まって上げにくくなって
ます。
(痛みのある膝は太腿の筋肉に障害を
持つこともあるので、筋肉の働きを
診てみるテストです)
〜仰向けテスト〜
膝関節に内旋や外旋の動きをかけて、
膝を伸ばします。痛みが見られない
ので半月板は問題ないようです。
ただし、通常の膝を曲げる時、90度
を超えたときに、段々抵抗感が増加し、
更に曲げた時に痛みが出てきます。
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〜施術〜
左の「外くるぶし」の位置の微調整、
ふくらはぎの深部のコリを足の甲から
調整を掛けて緩めます。
この時点で膝の屈伸の抵抗感が減少し
軽さが出てきます。
ただこれまでは施術の翌日には
再び痛み出すこともありましたので、
更に診ていくと太腿の裏側の筋肉が
やや盛り上がる状態であり、お皿
(膝蓋骨)の外側への可動性が極端に
減少していました。
これらを調整すると、膝関節の屈伸時
の抵抗感がなくなりました。
痛みも殆どなくなったので、施術は終了
となります。施術時の各種アプローチは
ほんの少しの圧を加える、皮膚や筋膜
を少し伸ばすように行ってます。無駄な
刺激を少なくすることで、関節の動きが
よりスムースになってきます。
Eさんは、歩行時の痛みか軽減して
足取りも軽くなりました。更に内股気味
だったのが解消され大変喜ばれました(^-^)
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