寒暖の差が激しいこの1−2週間、ギックリ腰の方が増えつつあります。
朝方の洗面時の姿勢などには特に注意してくださいね!
Bさんは数年ぶりに来院されましたが、掃除して立ち上がる時に腰を痛めました。体を左右に捻じるのは比較的動けるのですが、腰を曲げたり、特に伸ばす(反らす方向への)動きは強い痛みを伴っています。
仰向けで施術をスタートします。
こうした強い痛みの腰痛の場合、仙骨(仙椎)という骨盤の中央部の歪みが表れていることが多くあります。
Bさんの場合には、仙骨の右側が上方に、左側が下方に歪んでいました。図の腸骨からアプローチして調整する方法もあるのですが、より負担の少ない下肢の筋肉を使って仙骨を調整する方法で行いました。
この仙骨調整の利点は、歪んでいる部分は圧痛が強いんですが、調整しながら圧痛の軽減を患者様が感じつつ行うことができることです。最初は非常に痛いが、次第に痛みが取れていくので、患者様自身も改善を実感できるのです。
仙骨左右の歪みを調整すると、腰の動きがかなり改善してきました。また、体を反らす動きには、痛みが残存しているので、膝周辺のポイントを押さえつつ動いてもらうと痛みが減少して動かしやすくなります。
動きが楽になる=痛みを発生している軟部組織が柔軟性を帯びてくることを表しているので、これからの回復が早くなってきます。
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住所
埼玉県さいたま市南区南浦和2丁目41−19