口コミ

美食家シャウラー
美食家シャウラー さん

お洒落なイタリアン料理店

4.50
投稿日
予算
¥3,000

阪急の高槻駅の北端に面した、打ちっ放しの建物の一階がそのイタリアンだ。三角形の形のままの店内は、階段(どこへ続いているのか?)の奥にテーブル席があるようで、ご婦人たちの談笑が聞こえた。
 棚には各種リキュールが、テーブルにはシングルモルトが並ぶ、そのカウンターでランチを頂くことになった。

 前菜はミスト。
 生ハムの幾種、カポナータ、帆立のマリネ。
 帆立のマリネは生のレモン汁が注がれての、爽やかな香りと酸味が広がる。カポナータは冷製だが、別の酸味を強く主張した前菜らしい一品だった。
 
 メインはなく、次はパスタで終わり。(ドルチェも頂きました)
 ホウレンソウとベーコンのトマトソース。
 こちらも酸味を強調したトマトのソースもまずまず。ベーコンと言うものの、ちゃんとしたパンチェッタが小片としてパスタに混ざり、先に脂と香りをフライパンで出させてから織り交ぜたソースの味わいにも、その存在をしっかりと示してくれる。

 このパスタの特筆はなんと言っても、その麺である。
 生の表面の抵抗感(存在感)とともに、柔軟ながら一気に歯切れていく食感が面白い。ただ若干縮れたところもあるのだろう、全体として、イタリアンのパスタというよりも、つけ麺で食べるラーメンに近い。トマトのソースとの奇妙な違和感もそのためなのだろう。
 シェフの手打ちではなく、要望を説いて製麺店と作り上げたものだそうだ。ある意味ちょっと癖になってしまう食感が口に残る。麺の太さに応じたソースのとろみ具合も悪くなく、そのあたりの基本は違えていない。

 若いシェフは他店の修行経験もなくも自己流とのこと。元々の夜のバール仕様が、ランチを初めて数週間でまだまだ戸惑うところがあると言う。

 基本はアルコール主体の店になるのだろうが、確かに、小腹を空かした所にこのパスタもまた愉快かなと、気楽な店としての存在も意識した午後となった。

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写真

概要

店舗名

uno*

ジャンル

電話番号

住所

大阪府高槻市城北町2−6−20 1F

アクセス

最寄駅
バス停
  • 阪急高槻から210m (徒歩3分)

営業時間

営業時間/定休日
営業時間補足
【Lunch】11:30〜14:00(L.O.) 【Dinner】18:00〜22:00(L.O.)
定休日補足
月曜日 ※ランチは日
公開日
最終更新日

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