女性の本来の力を引き出し、体質から変えていきます!
ぽん鍼灸院を開業して、数年・・・。
まず自分がなぜ東洋医学の世界に足を踏み入れ、
今こんなにも夢中になっているのかを考えてみたい。
「自分はなぜこの世に生まれてきたのか?」
「何をするために生まれてきたのか?」
そんな漠然とした思いがいつの日からか頭にあった。
たぶん自分が、いろんなところを
旅するようになってからだと思う。
時間とお金に余裕があれば出かけていき、
日本全国、世界各国、数百箇所の寺院、城、
美術館などを訪ね歩いた。
土地土地の歴史に触れ、空気を直接肌で感じ、
感動を味わうことがこの上ない喜びだった。
食べるお金を持ち合わせていない自分に、
腹いっぱいの家庭料理をご馳走してくれた人たち、
野宿続きの疲れきった自分を、
暖かく家に迎えてくれた夫婦。
仕事を休んで島中を案内してくれた親子。
自分のことを忘れて、他人に尽くす彼らは、
とても輝いていた。
数え切れない親切と笑顔を、世界中の人たちから
いただいた。
そんな中で、人々に感謝し、涙の出る思いで
別れがやってくるが、彼らからいただくばかりで、
自分が彼らに与えたものは何一つない。
彼らのために何か役に立てればと思うようになった。
たった一人の限られた小さな力で何ができるのだろう?
そんなことを考えている時、私の頭の中には、
最小の力で最大のエネルギーを与えることができる
東洋医学が浮かんだ。
病気を患っている人々にエネルギーを与え、
世界中に恩返しをするんだ!!
この瞬間こそ、私と東洋医学との出会いだ。
だが、すぐにのめり込んだ訳ではなく、
ある鍼灸師との出会いがあった。
幸いにも、念願叶ってその先生の元で、
弟子として修行させていただいた。(6年間)
学生生活とは一変して、臨床での危機感や責任感は
比較にならない。
暇さえあれば、自分から教えを請い、
書籍を片手に勉強勉強。
このような一日を送っていると、
完全な休みなんて、月に何日もない。
しかし、肝虚体質なのであろうか、
やりだすと止まらない。
でも、がんばっている自分がとても好きだ(笑)
今の自分には、その師匠が目標とする人であり、
人生の師でもある。
数々の神業を目の当たりにした。
言うまでもなく、鍼灸界の隠れ名人だと思っている。
私は、それに向かってスタートダッシュを今も続けている。